EURO2020(欧州選手権)が1年の延期を経て現地時間6月11日に開幕を迎える。世界が注目するビッグイベントに、果たしてどのような選手たちが挑むのだろうか。今回は、4大会連続4回目の出場となるポーランド代表の招集メンバー全26名と基本スタメン&フォーメーションを紹介する(代表通算成績は2021年3月31日イングランド代表戦終了時点のもの)。
GK
ポーランドが誇るワールドクラスのGKヴォイチェフ・シュチェスニー【写真:Getty Images】
ヴォイチェフ・シュチェスニー
生年月日:1990年4月18日(31歳)
所属クラブ:ユベントス(イタリア)
20/21リーグ戦成績:30試合出場/32失点
代表通算成績:52試合出場/42失点
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ユベントスでもレギュラーの座を担う世界トップレベルのGK。身長195cm・体重84kgという魅力的な体格を誇っており、その長い手足を活かして確実にシュートを外へと弾き出す。ハイボール処理にも優れ、イタリアの地では安定感をアップさせることにも成功した。本大会でもビッグセーブを見せてくれるだろう。ちなみに父マチェイも元ポーランド代表戦士。
ウカシュ・スコルプスキ
生年月日:1991年5月5日(30歳)
所属クラブ:ボローニャ(イタリア)
20/21リーグ戦成績:28試合出場/46失点
代表通算成績:4試合出場/4失点
日本代表DF冨安健洋が所属するボローニャの絶対的守護神だ。常に冷静沈着でリーダーシップがあり、至近距離弾に対しては抜群の強さを見せることができる。2020/21シーズンのセリエAにおけるセーブ数は103本に積み上がっており、PK阻止数ではリーグトップタイに立っていた。一方で、足元のテクニックには若干の不安が残る。
ウカシュ・ファビアンスキ
生年月日:1985年4月18日(36歳)
所属クラブ:ウェストハム(イングランド)
20/21リーグ戦成績:35試合出場/44失点
代表通算成績:55試合出場/44失点
ワールドカップ2大会出場を経験し、EURO出場は今回が3回目となる大ベテランだ。所属するウェストハムでは変わらずレギュラーの座を張っており、チームを窮地から救い出すビッグセーブを連発。2020/21シーズンの6位躍進に大きく貢献することになった。代表ではヴォイチェフ・シュチェスニーにファーストチョイスを譲るが、控えに置くには十分すぎる存在だ。