【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)などを含めた欧州の大会で、「アウェイゴールルール」が廃止されることになるかもしれない。英『BBC』など複数メディアが伝えている。
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欧州サッカー連盟(UEFA)のクラブ競技委員会は、アウェイゴールルールを廃止する決定を可決したとのこと。今後、UEFA実行委員会でも承認されれば廃止が正式に決定することになる。
UEFAでは、CL決勝トーナメントなどのように、2チームがホーム&アウェイ方式で対戦するノックアウトラウンドにアウェイゴールルールを採用している。2試合の合計スコアが並んだ場合には、アウェイゲームで奪った得点数の多いチームが勝ち上がることになる。またグループステージでも、成績の並んだチームの比較に用いられる場合がある。
欧州で1965年以来用いられてきたこのルールは、アウェイチームがゴールを狙わず消極的に戦うことを防ぐ目的で導入された。だが逆にホームチームが守備的に戦うことになるという指摘や、すでに歴史的役割を終えたという見方もある。
今季のCLでは、決勝トーナメント1回戦でユベントスがポルトに、準々決勝でバイエルン・ミュンヘンがパリ・サンジェルマンに対してアウェイゴールルールによって敗退している。今後はこのような試合の結果が変わる可能性もあるのかもしれない。
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