【写真:Getty Images】
レアル・マドリードから今季トッテナムにレンタルされていたウェールズ代表FWガレス・ベイルは、今年夏に行われるEURO2020を最後に現役を引退する可能性も検討しているのかもしれない。スペイン紙『ABC』が26日付で伝えている。
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マドリーで構想外とされていたベイルは古巣であるトッテナムに今季レンタル移籍。シーズン後半には徐々に調子を上げ、最終的にプレミアリーグで20試合出場11得点、公式戦合計34試合出場16得点という数字を残してシーズンを終えた。
マドリーとの契約はあと1年残しているが、来季の去就は未定。トッテナムへの再度のレンタルなどの可能性も噂されていたが、EURO終了後にはマドリーとの契約解除に向けた交渉が行われる見通しだとスペインメディアは伝えている。
ベイルは残り1年の年俸1500万ユーロ(約20億円)の一部を“退職金”として受け取る形で契約を解除することが想定されるという。さらに、そのまま31歳での現役引退を決める可能性もあると予想されている。
トッテナムでのシーズンを終えたあと、ベイルは英『スカイ・スポーツ』に「これからどうするかは分かっている」と自身の去就の見通しについてコメント。だが「今何かを言えば混乱を引き起こしてしまう」と明言は避け、EURO終了後に決断を明かすことを示唆していた。
マドリーで4度のチャンピオンズリーグ優勝などに貢献したベイルだが、過去数年は相次ぐ負傷や批判に苦しめられてきた。もしサッカー選手引退を決めたとすれば、趣味としていることで知られるゴルフに専念し、「プロとしてプレーすることもあり得る」と『ABC』は予想している。
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