【写真:Getty Images】
UEFA(欧州サッカー連盟)は現地時間25日に声明を発表し、レアル・マドリード、バルセロナ、ユベントスの3クラブに対する懲戒処分の手続きを開始したことを明らかにした。
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3クラブを含む欧州の12クラブは、先月18日に欧州スーパーリーグの創設を発表していた。しかし、直後からUEFA、各国連盟、サポーターなどから猛反発を受け、創設クラブの多くが参加撤退を表明。スーパーリーグ構想は事実上とん挫している。
しかし、レアル、バルセロナ、ユベントスの3クラブは撤退を表明していない。これに対してUEFAは2週間に及ぶ調査を行い、3クラブがUEFAの法的な枠組みを逸脱しているとして、懲戒手続きを開始したことを発表。詳細は明かされていないものの、スペイン誌『MARCA』は多額の罰金に加えて、1シーズン、または2シーズン、UEFAチャンピオンズリーグへの出場資格がはく奪される可能性を示唆している。
しかし、UEFAの制裁に対して3クラブも異議申し立てを行うことは可能。すぐに処分が確定するということにはならないだろう。
撤退した9クラブに対する処分は既に公にされており、総額1500万ユーロ(約20億円)の寄付や、来シーズンのUEFA主催大会で得る収益の5パーセント徴収などが科されている。3クラブの処分はこれよりも重いものになることが予想されるが、果たしてどのような制裁が科されることになるのだろうか。
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