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世界最高のボランチは誰だ? サッカー選手守備的MF能力値ランキング1位~5位。ブラジルが生んだ2人、順位が高いのは…(20/21シーズン版)

シリーズ:20/21能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。

5位:真似できない! マンCの中枢を司るまじめな男

ロドリ 20/21サッカー選手能力値ランキング
【写真:Getty Images】

MF:ロドリ(スペイン代表/マンチェスター・シティ)
生年月日:1996年6月22日(24歳)
市場価値:6400万ユーロ(約76.8億円)
19/20リーグ戦成績:35試合3得点2アシスト


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 ベテランの域に差し掛かったフェルナンジーニョの後継者としてマンチェスター・シティが獲得したロドリが、クラブの顔になるまでに時間はかからなかった。ペップ・グアルディオラ監督は加入当初からロドリをピッチの中央に置き、ロドリも求められているものが何かをすぐにピッチに体現した。

 シティのサッカーで重要なのは、アンカーでプレーするロドリの配球力だ。昨季は加入1年目だったにもかかわらず、プレミアリーグで2位となる2579本のパス本数を記録。ビルドアップに安定感を加え、鋭い縦パスで攻撃のスイッチを入れる。絶妙なタイミングと正確なパス技術は、簡単に真似できない芸当である。

 アンカーというポジションでは高い守備能力が要求される。191cmという長身でフィジカルコンタクトに長けており、ボール奪取能力はセンターバックにも見劣りしない。最終ラインに欠員が続出した昨季はセンターバックで起用されたが、不慣れなそぶりを見せずにプレーしていた。要求される役割を理解できる「IQ」の高さも、ロドリの特徴の1つだろう。まじめで知られる性格はシティのサッカーに大いに活かされている。

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