日本代表は5月28日、FIFAワールドカップアジア2次予選・ミャンマー代表と対戦する。当初は3月に行われる予定だったが、相手国の社会情勢により延期。5月20日には、この試合に先駆けて日本代表のメンバー発表が行われるが、インターナショナルマッチウィーク以外での開催となるため、既にオフシーズンに入っている海外組中心のメンバー構成になると見られている。今回は、日本代表に推薦したい海外組5人を選出した。
初召集は無念の辞退…。リベンジを期すジョーカー
【写真:Getty Images】
MF:奥川雅也(ビーレフェルト)
生年月日:1996年4月14日(25歳)
20/21リーグ戦成績:7試合0得点1アシスト(ザルツブルク)
12試合1得点1アシスト(ビーレフェルト)
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京都サンガのトップチーム昇格からほどなくオーストリアに渡り、レベルアップを続ける奥川雅也。ザルツブルクでは南野拓実ともチームメイトとなり、UEFAチャンピオンズリーグでのプレーも経験。冬にはアルメニア・ビーレフェルトへ期限付き移籍となっている。
ブンデスリーガではコンスタントに先発の機会を与えられている。3月14日の試合では堂安律とともにゴールを決め、レバークーゼン撃破の立役者となった。今季昇格したチームはしぶとく勝ち点を重ね、残り1節となったブンデスリーガでは残留圏の15位につけている。
ザルツブルク時代から一貫している奥川の強みは、複数のポジションでプレーできるところだ。4-4-2が多かったザルツブルクでは2列目の両サイドと2トップでプレーし、ビーレフェルトではインサイドハーフで起用されることもある。さらに、ザルツブルクでプレーした昨季は途中出場が多い中で9得点をマーク。チームで主力を担う選手が多い日本代表で、途中出場からも自らの力を発揮できる存在は貴重だ。
森保一監督もかねてから奥川に注目しており、オーストリアで行われた昨年11月の2試合に追加召集している。しかし、チームに新型コロナウイルス感染者が相次いだため、日本代表合流は見送りに。ドイツでさらなる成長を見せる奥川を、日本代表で見てみたい。