【写真:Getty Images】
バルセロナは、ボルシア・ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドの争奪戦から手を引くことを決めたのかもしれない。スペイン『TV3』が報じたとして同国複数メディアが伝えている。
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ハーランドはドルトムント加入以来の約1年半で公式戦57試合に出場して55得点とゴールを量産。パリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・ムバッペと並ぶ新世代のトップスターとして、移籍市場でも大きな注目を集めている。
レアル・マドリードやプレミアリーグのビッグクラブなどに加えて、バルセロナもハーランドへの関心が盛んに噂されるクラブのひとつ。だがドルトムントはハーランドを今年夏に放出することはないと主張しており、仮に移籍が実現するとしても1億5000万ユーロ(約200億円)前後という巨額の移籍金が必要になることが見込まれる。
経営面で厳しい状況にあるバルサはハーランドの獲得レースから手を引き、今季で現在の契約が満了するFWリオネル・メッシを引き留めることに全力で取り組む決断を下したと報じられている。メッシの契約延長に向けては代理人を務める父親との最初の接触が行われ、双方が好感触を得ているとのことだ。
バルサの今夏のFW補強としてはマンチェスター・シティを退団するセルヒオ・アグエロの獲得が濃厚視され、メッシの契約延長が決定次第、アグエロ加入も発表されることが見込まれるという。一方でハーランドへの関心も捨て去るわけではなく、ドルトムントに残留したとすれば来夏に再び獲得に挑戦するとも予想されている。
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