【写真:Getty Images】
ジェノアに所属するU-21イタリア代表FWジャンルカ・スカマッカの父親が、ローマのトレーニングセンターであるトリゴリアに侵入して暴れ、警察に逮捕されたようだ。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが18日に伝えた。
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報道によれば、事件は現地時間17日の午後7時半頃に発生。タイヤレバー(金属工具)とみられる棒をもった男がローマの練習場に侵入し、駐車されていた数台の車を損壊するなどの行為に及んだとのことだ。
男は錯乱した様子で、トレーニングセンターのスタッフらに対して脅迫的な態度を取ったと伝えられている。グラウンドではローマ下部組織の少年プレーヤーたちも練習しており、危険を感じて避難したようだ。
その後、駆けつけた警官によって侵入者は逮捕。サッスオーロのシャツを着用していたその男は、スカマッカの父親であるエミリアーノ・スカマッカ氏であることが判明した。暴挙の動機は不明であり、警察が捜査中だとされている。
息子のジャンルカ・スカマッカは13歳だった2012年にラツィオ下部組織からローマ下部組織へ移り、16歳の2015年まで在籍していた。その後オランダのPSVを経てサッスオーロに加入して18歳でセリエAにデビュー。今季はジェノアへレンタルされ、セリエAで26試合に出場して8得点を挙げている。
【了】