【写真:Getty Images】
【トリノ 0-7 ACミラン セリエA第36節】
ACミランに所属するクロアチア代表FWアンテ・レビッチが圧巻のハットトリックを見せた。3ゴール1アシストの活躍で7-0の大勝に貢献した。
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セリエA第36節、トリノ対ミランが現地時間12日に行われた。アウェイのミランが7-0の勝利を収めた。ミランは3連勝となり、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得へ前進した。
前半19分にテオ・エルナンデスの強烈な左足シュートが決まり、ミランが先制に成功する。ミランはこれを皮切りにゴールラッシュ。26分にはフランク・ケシエがPKを成功。50分にブラヒム・ディアスが追加点を挙げ、ミランが試合を決める。
ここからのレビッチが凄かった。62分、レビッチが左サイドでエルナンデスにスルーパスを供給。エルナンデスはループシュートでゴールネットを揺らした。これでレビッチは1アシストを記録。そして、ここからゴールショーを見せる。
67分、ペナルティエリアに侵入したラデ・クルニッチが左にいたレビッチにパス。レビッチはダイレクトで強烈なシュートを突き刺した。続く72分、左サイドを抜け出したラファエル・レオンの横パスを受けたレビッチが流し込んでこの試合2点目。さらに79分、左からのクロスにファーサイドでクルニッチが折り返すと、最後はレビッチが膝で押し込んだ。
どのゴールも味方が崩して最後ゴールを決めるという形だったが、レビッチの決定力と嗅覚、ポジショニングの良さが光っていた。また、自然とレビッチにボールが集まっているようにも見える。抜群の決定力と嗅覚が冴え渡り、ゴールに繋がったと言っていいだろう。
データサイト『WhoScored』による採点でレビッチは10点満点の評価で納得のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)を獲得。3ゴール1アシストと存在感を発揮。3本のシュートと2本の決定機演出のキーパスが最多タイ、3本のオンターゲットのシュートは最多となっている。
レビッチは前節のユベントス戦でもゴールを決めており、2試合連発。これで今季のゴール数を11に伸ばし、ゴール数を二桁に乗せた。ミランはCL出場圏内の3位に位置。エースのズラタン・イブラヒモビッチは負傷により離脱中。最終節のアタランタ戦で復帰する可能性が報じられているが、来季のCL出場権獲得のためにはレビッチの力も必要となるだろう。イブラが不在でもレビッチが躍動する。
【動画】イブラ不在でもミランにはこの男がいる!レビッチのハットトリックがこれだ
参照元:YouTube
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