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ユベントス、スーパーリーグ撤退しなければセリエA追放。伊連盟会長が明言

text by 編集部 photo by Getty Images

ユベントス
【写真:Getty Images】

 イタリアサッカー連盟(FIGC)のガブリエレ・グラヴィナ会長は、ユベントスが欧州スーパーリーグ(ESL)構想を離脱しなければ来季のセリエAから追放する方針を明確にした。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』など複数メディアが伝えている。

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 スペイン、イタリア、イングランドの12クラブが先月発表したスーパーリーグ構想は数日のうちに瓦解し、次々とクラブが離脱。だがユベントスとバルセロナ、レアル・マドリードだけは依然として新大会設立を推進する姿勢を取り続けている。

 欧州サッカー連盟(UEFA)はスーパーリーグ離脱を表明した9クラブに対する金銭的処分を7日に発表した上で、残りの3クラブに対してはさらなる厳罰を示唆。だがユーベ、バルサ、マドリーは共同声明の形でこれに返答し、改めて構想を放棄しないことを表明した。

 しかしイタリアではスーパーリーグの設立を将来的にも阻むため、UEFAや国際サッカー連盟(FIFA)、FIGC以外の「私的団体が運営する大会」に各クラブが参加することを禁じる規定が成立している。ユーベが来季セリエA開幕時にまだスーパーリーグに残っていたとすれば、実際に国内リーグから締め出されることになりそうだ。

「ユーベはスーパーリーグから撤退しなければ除外される。9クラブは引き返したが、ユベントスを含む他の3クラブは抵抗し続けている。クラブが原則を受け入れないのであれば、残念だが外れることになる」とグラヴィナ会長は発言している。

【了】

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