【写真:Getty Images】
オランダ・エールディビジ第32節のエメン対フローニンゲン戦が現地時間9日に行われ、アウェイのフローニンゲンが4-0で勝利を収めた。フローニンゲンの元オランダ代表FWアリエン・ロッベンは負傷からの復帰後初となる先発で出場し、2アシストの活躍を見せている。
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ロッベンはバイエルン・ミュンヘンで2019年夏に一旦現役を引退したあと、1年間のブランクを経て古巣フローニンゲンで現役復帰。だが今季エールディビジ開幕戦に先発しながらも負傷交代を強いられ、その後は3回の交代出場にとどまっていた。
エメン戦では開幕戦以来約8ヶ月ぶりとなる先発出場を果たすと、52分にはFKから低いクロスを入れてチームの2点目をアシスト。さらにその10分後、敵陣内右サイドからの絶妙なスルーパスで3点目もアシストしてみせた。
ロッベンの2アシストも含めてフローニンゲンは今季最多の4得点を挙げ、前節までの3連敗を止める快勝。なおDF板倉滉も開幕から32試合連続となる先発フル出場を果たして完封に貢献している。
試合後に『ESPN』のインタビューを受けたロッベンは感極まる様子で涙も見せ、「長かった。これこそが望んでいたものだった」とコメント。オランダ代表に復帰してEURO2020に出場する可能性について質問を受けると、「まずは現実的に今後数週間の様子を見る必要がある」としながらも、招集があれば応じる意思があることは否定していない。
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