【写真:Getty Images】
【レアル・マドリード 2-2 セビージャ ラ・リーガ第35節】
レアル・マドリードに所属するベルギー代表FWエデン・アザールがチームの敗戦危機を救う劇的同点弾を決めた。約3ヶ月半ぶりのゴールとなった。
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ラ・リーガ第35節、レアル・マドリード対セビージャが現地時間9日に行われた。試合は2-2のドローに終わった。マドリーは首位浮上がかかる大事な一戦だったが、勝利を収めることができなかった。
首位アトレティコ・マドリードと3位バルセロナの上位対決は0-0のドロー。そのため、マドリーは勝利すれば首位に浮上できる。2連覇に向けて勝ち点3が欲しいところだった。
だが22分、フェルナンド・フランシスコ・レゲスのゴールでセビージャが先制。前半はマドリーが1点ビハインドで折り返すが、67分にマルコ・アセンシオの左足シュートが決まる。その後、78分にイバン・ラキティッチのPKでセビージャが勝ち越しに成功する。
このまま試合終了かと思われたが、後半途中出場のアザールがゴールを決める。試合終了間際の後半AT、カリム・ベンゼマからのボールを受けたトニ・クロースがペナルティエリア手前の中央で右足シュート。すると、ボールはエリア内にいたアザールの左足に当たりゴールに吸い込まれた。
クロースのシュートは枠に飛んでいてアザールの方向に向かう。アザールはボールに当たらないように左足を引っ込めようとしていたようにも見える。ゴール直後の本人も驚きの表情だった。だが、アザールがシュートコースを変えたことでセビージャ守護神ヤシン・ブヌの逆を突く形となり、綺麗にゴールに吸い込まれた。マドリーにとっては、クロースのシュートがアザールの足に当たりゴールネットを揺らすというラッキーなゴール。だが、あの位置に入ってきたアザールも褒めらるべきだろう。危険な位置に顔を出し、しっかりとゴールに絡んだ。
その後、96分にカゼミーロが右足で惜しいシュートを放つも、逆転とはならず。試合は2-2のドローに終わり、マドリーが首位浮上を逃した。
そして、今季のラ・リーガ優勝争いは熾烈だ。首位アトレティコは勝ち点77、勝ち点75のマドリーが2位、バルセロナが同勝ち点で3位、同71でセビージャが4位となっている。残りは3試合となっていて、4位セビージャまで優勝の可能性を残している。果たして、今季のラ・リーガを制するのは?
【動画】クロースのシュートコースを変える!アザールの劇的同点弾がこれだ
参照元:DAZN
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