【写真:Getty Images】
【バイエルン・ミュンヘン 6-0 ボルシアMG ブンデスリーガ第32節】
バイエルン・ミュンヘンに所属するポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキがハットトリックを達成し、ついに大記録まで1に迫った。
【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
ブンデスリーガ第32節、バイエルン・ミュンヘン対ボルシア・メンヒェングラートバッハ(MG)が現地時間8日に行われた。ホームのバイエルンが6-0の勝利を収めた。この試合の前に2位ライプツィヒがボルシア・ドルトムントに敗れたため、バイエルンのブンデスリーガ9連覇が決定していた。
試合開始2分、バイエルンがいきなり先制に成功する。左サイドからダビド・アラバがクロスを送ると、ファーサイドにボールが流れる。ボールを受けたレバンドフスキがワントラップから右足を振り抜く。これがゴールに突き刺さった。
23分にトーマス・ミュラーのゴールでリードを2点としたバイエルンが、3ゴール目を奪う。このゴールを奪ったのがレバンドフスキで、凄いゴールを決めた。ペナルティエリア手前の右でミュラーが浮き球のパスを供給。ペナルティエリア左にいたレバンドフスキがダイレクトボレー。これがゴール左下に決まった。
このゴールは圧巻だった。レバンドフスキは相手の背後にポジションを取り、ボールが来る直前に体を開いてボレーシュートの体勢に入る。そして、高く上げた右足を振り抜くと、完璧なコースにボールが飛んだ。脚を高く振り上げることによって、角度と勢いがつく。威力のあるボールはレバンドフスキから見てニアに飛ぶが、相手GKは止められず。ボールはゴールネットを揺らした。
その後、PKでゴールを奪ったレバンドフスキがハットトリックを達成。試合は終わってみれば、バイエルンが6-0の大勝。圧巻のゴールショーでバイエルンが9連覇に花を添える形となった。
この試合でハットトリックを達成したレバンドフスキは今季のリーグ戦ゴール数を39に伸ばした。同選手はある大記録に迫っている。“爆撃機”の異名を取った西ドイツ代表FWゲルト・ミュラー氏が1971/72シーズンに達成した、年間40ゴールというブンデスリーガ最多得点記録。更新不可能かと思われていたが、この試合のハットトリックで現実味を帯びてきた。
バイエルンの残りのリーグ戦は2試合。1ゴールを決めればミュラー氏の記録に並ぶ。2ゴール以上を決めば、大記録達成となる。バイエルンは15日にフライブルク、22日にアウクスブルクと対戦する予定。レバンドフスキの実力なら、2試合で2得点は難しくないかもしれない。大記録が生まれる瞬間を楽しみに待ちたい。
【動画】圧巻のハットトリック!レバンドフスキの3ゴールがこれだ
参照元:YouTube
【了】