【写真:Getty Images】
レアル・マドリードのブラジル代表DFマルセロは、一般女性の厚意に助けられてチェルシー戦への出場が可能となったようだ。スペイン紙『ラ・セクスタ』などが伝えている。
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マドリーは現地時間5日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグの試合でチェルシーと対戦予定。先週行われたホームでの1stレグを1-1のドローで終えており、不利な状況からの決勝進出を狙う一戦となる。
だがこの試合に向け、マルセロが予想外の理由で欠場を強いられる可能性が浮上していた。マルセロはマドリード市民の一人として、4日に行われる市議会選挙の選挙管理委員会に無作為抽選で選ばれ、投票所での作業に従事することを義務付けられたためだ。
チームは4日午前にロンドンへ向けた出発を予定していたが、マルセロは同日夜まで拘束される可能性もあると予想され、試合当日の5日朝にプライベートジェットでロンドンへ向かうことも検討されたという。場合によっては試合に出場不可能となることも懸念されていた。
スペインメディアによれば、マルセロは「補欠1人目」として選挙管理委員に選ばれており、欠員が出た場合に備えて投票所に待機しなければならない可能性もあったようだ。だが4日朝に同選手が投票所を訪れたあと、「補欠2人目」だった年配女性が交代を申し出、マルセロは帰宅が可能になったとのことだ。
マルセロはそのまますぐに空港へ向かい、チームとともにロンドンへ出発することができた模様。チェルシー戦で活躍を見せたとすれば、見知らぬ女性がマドリーの救世主ということになるかもしれない。
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