V・ファーレン長崎
J2のV・ファーレン長崎は3日、トップチームを率いていた吉田孝行監督が退任し、後任として現アカデミーダイレクターの松田浩氏が新監督に就任することを発表した。
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昨季J2では徳島ヴォルティス、アビスパ福岡と三つ巴のJ1昇格争いを演じながらも最終的に3位で昇格を逃した長崎。改めて昇格を目指して2021シーズンに臨んだが、11試合を終えた段階で4勝2分け5敗で11位に位置し、昇格圏の2位には14ポイント差をつけられている。
2日に行われた第11節水戸ホーリーホック戦に0-1で敗れたことを受け、監督交代を決断。松田新監督は9日のギラヴァンツ北九州戦から指揮を執る予定とされている。吉田監督はトップチームアシスタントコーチとして引き続きチームに残るとのことだ。
「今シーズン、『J1昇格』というクラブの目標に対して、思うような結果を出すことができず、申し訳なく思っていますし、責任を感じています。立場は変わりますが、これからもV・ファーレン長崎の『J1昇格』のために、全力で邁進していきます」と、退任する吉田監督はクラブを通してコメントしている。
新監督となる松田氏は現在60歳。過去には神戸、福岡、栃木SCの監督などを歴任し、長崎では2018年より育成部長兼アカデミーダイレクターを務めていた。
「私の故郷でもある長崎で監督としてお役に立てることをとても幸せに思います。 攻守にわたり意思統一を図り、チーム全員の力を結集して、目標であるJ1昇格に向けて全力で頑張っていきたいと思っております」と松田新監督はコメントしている。
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