【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドには多くのビッグクラブが獲得への関心を示し、移籍市場で最も注目される選手の一人となっている。代理人のミーノ・ライオラ氏がスペイン紙『アス』のインタビューに応じ、ハーランドの移籍についての見通しを語った。
【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
ハーランドは昨年1月にドルトムントに加入して以来、1年半弱で公式戦56試合に出場して53得点を記録。20歳の若さですでに世界トップクラスのストライカーの一人と評価され、他のビッグクラブからの関心の噂も絶えない。
ライオラ氏によれば、ハーランドの獲得を望んでいるのは「14のビッグクラブ」。欧州スーパーリーグ構想に参加を表明していた12クラブに、パリ・サンジェルマン(PSG)とバイエルン・ミュンヘンを加えた14クラブを指しているようだ。「その中で最善の選択肢がどれであるかを見極めることが重要だ」と述べ、金銭面だけでなく「未来へのアイディアやプロジェクトがなければならない」としている。
ドルトムントはハーランドを売却する意思はないと主張しているが、ライオラ氏は条件次第で移籍が実現する可能性も否定せず。「ドルトムントは公式にはそういう態度を取っているが、私には別の態度がある。誰もが満足できるような良いチャンスが訪れたとすれば、交渉のテーブルにつこうじゃないか」と語っている。
有力な移籍先候補と噂されるクラブのひとつはレアル・マドリードだが、フロレンティーノ・ペレス会長は先日、スーパーリーグが実現しなければハーランドを獲得するのは金銭的に不可能だと主張していた。だがライオラ氏は、マドリーがハーランド獲得の出費を賄うことは「可能だと思う」と予想。財政難が盛んに話題となるバルセロナについても「難しいが、不可能ではない」と見通しを示している。
「バルセロナやマドリーのような、歴史豊かなビッグクラブから声がかかればノーと言うのは難しい」とライオラ氏。他にも「PSGもそういうビッグクラブのグループに入りつつある。(マンチェスター・)シティも入ろうとしている。ユベントスはずっとそこにいた」と、移籍先候補となり得るクラブに言及した。
【了】