【バルセロナ 5-2 ヘタフェ　ラ・リーガ第31節】

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　ラ・リーガ第31節、バルセロナ対ヘタフェが現地時間22日に行われ、ホームチームが5-2と大勝。この試合で、再びリオネル・メッシが圧巻のプレーを披露した。

　背番号10をつけるアルゼンチン代表FWは立ち上がりにクロスバー直撃のシュートを放つと、8分に先制点を奪取。セルヒオ・ブスケッツのスルーパスに抜け出すと、ヘタフェDFダコナム・ジェネに少し押されながらも倒れることなく左足で冷静にゴールネットを揺らした。

　2-1リードで迎えた33分にはヘタフェに大ダメージを与えている。右足で放ったシュートがポストに直撃するも、そのセカンドボールが自身の下へ。最後は左足で流し込み、前半のうちにこの日2点目を奪っている。

　後半に入りチームは勢いを落としたが、その中でもメッシは結果を残す。終盤の87分に精度の高いコーナーキックからロナルド・アラウホのゴールをお膳立てしている。そして後半アディショナルタイムには、ハットトリックを達成できる状況ながらもアントワーヌ・グリーズマンにPKキッカーを譲るなど、余裕ぶりも見せた。

　バルセロナはこの日ヘタフェに対して9本のシュートを放ったが、そのうちの7本はメッシによるものだった。タッチ数は77回でドリブル成功数は両者合わせて2位となる3回を記録。データサイト『Who Scored』内のレーティングはやはり圧巻の10点満点となった。

　ヘタフェ戦で2得点をマークしたメッシは、今季リーグ戦得点数が「25」に到達。ラ・リーガにおいて同得点数以上を記録したのは、これでなんと12シーズン連続ということになった。