東京五輪サッカー競技の組合せが21日に決定し、U-24日本代表はグループAでフランス、メキシコ、南アフリカと対戦することとなった。中でもメキシコは2012年のロンドン五輪では準決勝で日本を破り、優勝を果たした実力国。そこで、今回は東京五輪への出場資格を持つU-24世代の5人を紹介する。(2021年4月掲載の記事を再編集したものです)
SBだけど憧れはイニエスタ。キャプテンを務める本田圭佑の元同僚
【写真:Getty Images】
DF:エリック・アギーレ(パチューカ)
生年月日:1997年2月23日(24歳)
20/21リーグ戦成績:36試合3得点6アシスト
A代表成績:8試合0得点0アシスト
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U-24メキシコ代表のキャプテンマークを巻くのがエリック・アギーレだ。2016年夏からメキシコの名門パチューカでプレーし、本田圭佑とも同僚だった。18年にはA代表でもデビューし、3月に行われた東京五輪北中米カリブ海予選ではU-24メキシコ代表の主将を務め、本大会出場権獲得に貢献している。
171cmと小柄だが、10代の頃から将来を嘱望される存在だった。17歳でモレリアのトップチームデビューを果たし、主力として活躍。世代別のメキシコ代表には飛び級で選出され、前回のリオデジャネイロ五輪の予選にも出場。本大会のメンバー入りとはならなかったが、16年3月に行われたU-23日本代表との試合にも出場している。
パチューカや代表では左サイドバックで起用されることが多いが、右サイドやMFでもプレーできる。尊敬する選手としてアンドレス・イニエスタを挙げるように、プレービジョンに優れ、ボールを持ったときに的確な判断が下せる選手だ。国際大会での経験もある選手なだけに、U-24日本代表も警戒する選手の1人となるだろう。