【写真:Getty Images】
現地時間18日に創設が発表された欧州スーパーリーグ(ESL)は、早くも計画が暗礁に乗り上げている。当初、参加を表明していたイングランド勢6クラブは相次いでESLからの離脱を発表した。
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リバプールで主将を務めるジョーダン・ヘンダーソンは、緊急ミーティングを開催するためにプレミアリーグのキャプテンを招集。ESLへの対応を協議すると報じられた。
ヘンダーソンは日本時間21日5時ごろ、自身のTwitterやInstagramを更新。投稿された画像には「我々はそれを好まないし、それが起こることを望んでいない。これが我々の集団的な立場だ。このフットボールクラブとサポーターに対するコミットメントは、絶対的で無条件だ。You’ll Never Walk Alone(君はひとりぼっちじゃない)」と記されている。
ヘンダーソンの投稿に続き、同僚のモハメド・サラー、トレント・アレクサンダー=アーノルド、フィルジル・ファン・ダイクらも続々と同じ画像を投稿している。それからほどなくして、リバプールはESLへの参加を中止することを発表している。
ヘンダーソンのメッセージにどれだけの影響力があったかは分からないが、結果としてESLへの参加は食い止めることができた。リバプールの歴史に名を刻むスキッパー(主将)は、ピッチ外でもリーダーシップを発揮している。
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