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トッテナム、メイソン氏を暫定監督に任命。頭蓋骨骨折での引退乗り越え29歳で大役

text by 編集部 photo by Getty Images

ライアン・メイソン
【写真:Getty Images】

 イングランド・プレミアリーグのトッテナムは20日、前日に解任したジョゼ・モウリーニョ前監督の後任として、ライアン・メイソン氏を今季末までの暫定監督に任命することを発表した。

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 トッテナムは今季プレミアリーグで7位に位置しており、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得などに向けて苦しい状況。19日には、昨季途中からチームを率いていたモウリーニョ監督とコーチングスタッフの解任を発表していた。

 アカデミーで指導を担当していたメイソン氏は、19日に代役としてトップチームの練習を指揮。そのまま今季終了まで暫定監督としてチームを率いていくことが決まった。トップレベルでの監督経験は初となる。

 現在29歳のメイソン氏はトッテナム下部組織出身の生え抜き選手であり、複数クラブへのレンタルを経て2014/15シーズンにはトッテナムでレギュラーとしてプレー。イングランド代表へのデビューも飾った。

 だが2016年にハル・シティへ移籍したあと、2017年1月のチェルシー戦で相手選手との接触により頭蓋骨骨折の重傷を負った。再びプレーすることを目指していたが、約1年後には復帰を断念して引退することを発表。引退後はトッテナム下部組織で指導者を務めていた。

【了】

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