【写真:Getty Images】
【アスレティック・ビルバオ 0-4 バルセロナ コパ・デル・レイ決勝】
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コパ・デル・レイ決勝戦、アスレティック・ビルバオ対バルセロナが現地時間17日にエスタディオ・オリンピコ・セビージャで開催された。FWリオネル・メッシが2得点を決めるなど0-4でバルセロナが勝利を収めている。
昨季のコパ・デル・レイでは準々決勝で敗れており、今季のスーペル・コパ決勝でも120分間の激闘の末2-3で惜敗。バルセロナにとってビルバオは、決して良い思い出のあるチームではなかった。それを証明するかのように、この日も立ち上がりから苦戦。前半をスコアレスで終えることになった。
しかし、60分にアントワーヌ・グリーズマンが先制弾をあげると、その後ビルバオの戦意を削ぎ落すかの如くバルセロナ攻撃陣が爆発。その中で圧巻のパフォーマンスを披露したのが、やはりエースだった。
2点リードで迎えた68分、リオネル・メッシはフレンキー・デ・ヨングと巧みにパス交換しながらペナルティーエリア内に侵入。最後は狭いエリアでDF一枚を交わし、左足で冷静にシュートを流し込んでいる。
さらにその4分後、メッシは左サイドを駆け上がったジョルディ・アルバからのクロスを合わせ、2点目をゲット。ビルバオの守備陣は下を向くしかなかった。
J・アルバからクロスが上がるタイミングで、メッシは走るコースをクイっと少しだけ変えてニアサイドに飛び込んでいる。左サイドからの速いボールを左足で、それもニアサイドに蹴り込むというのは決して簡単なことではなかったが、背番号10のレフティーは難なくやってのけた。
『Opta』によると、ビルバオ戦で2ゴールを叩き出したメッシは、これでコパ・デル・レイ10回目の決勝で9ゴールを叩き出すという結果に。これは1940年代から50年代にかけてビルバオで活躍したテルモ・サラ氏の8ゴールを上回り、同大会ファイナルにおける歴代最多得点となったようだ。
MVPに輝いたメッシは試合後、「全人生を過ごしているこのチームにおいてキャプテンであることはとても特別だし、この国王杯を持ち上げることができるのは、すごくスペシャルなことだよ」と話している。次なる目標はラ・リーガ制覇になるはずだが、その中でエースの力はまだまだ必要となる。
【動画】神様が降臨! メッシ圧巻の2ゴールがこれだ! アスレティック・ビルバオ対バルセロナ ハイライト【了】