【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)は準々決勝の全日程が終了。準決勝に進む4チームが出揃った。
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昨季王者バイエルン・ミュンヘンを下したパリ・サンジェルマン(PSG)は2季連続でベスト4入り。準決勝では同じくCL初制覇を狙うマンチェスター・シティと激突する。
CL最多優勝を誇るレアル・マドリードは準々決勝でリバプールを撃破。ベスト4入りは2017/18シーズン以来となった。決勝進出をかけては、ポルトを破り一足先に準決勝行きを決めていたチェルシーと対戦する。
と、いよいよCLも終盤戦に突入するが、優勝チームはもちろんのこと、もう一つ気になるのが得点王争いの行方だ。準々決勝が終わったこのタイミングで一度ランキングを整理し、誰が最も得点王に近いのか見ていこう。
現在トップに立つのはアーリング・ブラウト・ハーランドで10得点。ただ、ドルトムントはシティに敗れ大会から姿を消しているので、これ以上は伸びない。ハーランドが自身初の得点王に輝くには、他の選手次第ということになる。
そのハーランドに次ぐ8得点をマークしているのがPSGのキリアン・ムバッペである。その下は6得点で6人が並んでいるが、準決勝に生き残っているチーム所属の選手はオリビエ・ジルー、ネイマールの2名のみとなっている。
ここまで5得点を記録しているのはリオネル・メッシやロベルト・レバンドフスキの6人。ただ、ここから数字を伸ばせる可能性があるのはレアル・マドリードのカリム・ベンゼマ一人のみだ。
現実的に考えて、得点王獲得の可能性を残すのはハーランド、ムバッペ、ネイマール、ジルー、ベンゼマの5人と言えるだろう。では、そこからさらに可能性のある選手を絞っていきたい。
ベンゼマは非凡な得点力を持つが、ここから最低5点を奪わなければならないことを考えるとかなり難しいだろう。ジルーはここまで6得点だが、うち4得点はセビージャとの1試合で奪ったもの。絶対的なレギュラーというわけでもないので、ここから二桁に乗せるのは至難の業と言えそうだ。ここまで6得点のネイマールはまだ得点数を伸ばしていきそうだが、フィニッシュ以外のタスクも多く担うことを考えると大量生産は厳しいか。
となると、やはり得点王に最も近いのはムバッペになるだろう。ここから最低2試合を戦うことができるため、2点を奪ってハーランドに並ぶ、あるいは3点取ってノルウェー代表FWを超える確率は高いと言えるはずだ。事実上、ハーランドとムバッペの一騎打ちになるが、果たして最後に笑うのは。
【了】