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酒井宏樹、EL準決勝進出を決定づけたバースデーゴール。クラブが特別動画で振り返る【欧州EL】

text by 編集部 photo by Getty Images

酒井宏樹
【写真:Getty Images】

 フランス1部のマルセイユに所属する日本代表DF酒井宏樹は、4月12日に31歳の誕生日を迎えた。クラブ公式ツイッターアカウントでは、特別編集を施した動画で3年前の“バースデーゴール”を振り返っている。

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 サイドバックである酒井は得点数の多い選手ではなく、マルセイユ加入以来の5年間で170試合以上に出場して記録したゴールはわずか2点。だがそのうちの1点は本人にとってもチームにとっても非常に価値あるゴールだった。

 マルセイユは2017/18シーズンのヨーロッパリーグ(EL)準々決勝でドイツのRBライプツィヒと対戦。アウェイでの1stレグに0-1で敗れたあと、逆転を期して2018年4月12日に本拠地ヴェロドロームで行われた2ndレグに臨んだ。

 ホームでも開始2分で先制点を奪われる苦しい立ち上がりとなったが、マルセイユはそこから逆転。後半アディショナルタイムを迎えた時点でスコアを4-2としていたが、もう1点を奪われればアウェイゴール数で再逆転を許すという油断できない状況だった。

 奇跡の逆転を狙うライプツィヒは終了間際のCKの場面でGKを前線に上げたが、ボールを奪ったマルセイユがカウンター。最後は酒井が右サイドの遠目の位置から無人のゴールへシュートを流し込み、移籍後初得点となるバースデーゴールを挙げた。

 緊迫した守備の状況から一転、EL準決勝進出を決定づけるゴールを奪うという劇的な展開にスタジアムも大いに沸き立った。クラブSNSはそのサポーターの様子も挟み込んで編集した特別動画でゴールを振り返りつつ酒井の誕生日を祝っている。

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