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鎌田大地の“成長”をドイツメディア絶賛。1G1Aの試合で見せたベストプレーは…

text by 編集部 photo by Getty Images

鎌田大地
【写真:Getty Images】

 先週末に行われたヴォルフスブルク戦では、1得点1アシストなどの活躍でフランクフルトの勝利に大きく貢献した鎌田大地。ドイツメディア『ヘッセンシャウ』は12日付記事で、鎌田が今季大きな成長を遂げたとして称賛している。

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 先発で出場した鎌田は先制点を奪われた直後の前半8分、右サイドからのマイナスの折り返しに合わせて同点ゴールを記録。2-2で迎えた54分には相手陣内でのボール奪取からFWアンドレ・シウヴァのゴールをアシストした。試合は4-3でフランクフルトが勝利を収めている。

『ヘッセンシャウ』では、鎌田が今季を通しての成長をこの試合で示したとして高く評価している。過去には「良いアプローチや有望な個人技」を見せながらも、それが具体的な結果に繋がらないことも多かったが、今では変わってきたと評されている。

 特に3-2のアシストに繋がったプレーについては、その前のボール奪取を含めて絶賛。過去の鎌田に足りなかったデュエルの強さも見せ、「この試合のベストプレー、素晴らしいパフォーマンスの集大成」「力強さと天才性のミックス」と賛辞を重ねている。

 鎌田が今季開始時に掲げた2つの目標も、片方はすでに達成され、もう一方も達成間近だと同メディアは伝えている。ひとつは得点とアシストを合わせて「リーグ戦で15点に関与」という数字。これまでに鎌田は5得点を挙げており、アシスト数はリーグ公式では「10」、メディアでは「13」とするなど集計基準の違いもあるが、いずれにしても合計15点をクリアしている。

 もうひとつは、「フランクフルトでチャンピオンズリーグ(CL)を戦いたい」という希望。鎌田が目標として言及した時点では実現を信じていた者は少なかったかもしれないが、現在ブンデスリーガで4位に位置するフランクフルトは5位のボルシア・ドルトムントに7ポイント差をつけ、初のCL出場(前身大会を含めれば1960年の準優勝以来)に迫りつつある。

【了】

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