【写真:Getty Images】
【セレッソ大阪 2-2 アビスパ福岡 J1第9節】
明治安田生命J1リーグ第9節のセレッソ大阪対アビスパ福岡戦が10日に行われ、2-2の引き分けに終わった。
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レヴィー・クルピ監督が前節に続いて不在となるC大阪だが、大久保嘉人と丸橋祐介は前節の欠場から復帰。一方、C大阪より1日短い中2日での試合となる福岡は先発8人を入れ替えて臨んだ。
前半4分にはいきなりC大阪が福岡のネットを揺らす。だが豊川雄太がシュートを放つ前に西川潤がオフサイドだったと判定され得点は認められなかった。
11分には志知孝明のタックルを受けた奥埜博亮がピッチに倒れ込み、一旦はプレーが続行されたが、その後VARによる判定で志知に一発レッドカード。福岡は残り75分以上を10人で戦うことを余儀なくされる。
数的不利の福岡は劣勢の時間が続いたが、前半を0-0で乗り切ると、67分には起死回生の先制点を奪う。カウンターからCKを獲得し、こぼれ球を拾った吉岡雅和が左足で巻いた絶妙なシュートをゴール左隅に突き刺した。吉岡はJ1初ゴール。
だがC大阪もそのわずか2分後、相手エリア手前右側でボールを受けた交代出場の中島元彦が強烈な左足ミドルをゴール左隅へ突き刺してすぐさま同点。中島もJ1デビューから2試合目での初ゴールとなった。
さらに76分、左サイドの丸橋からのクロスに同じく交代で出場したばかりの加藤陸次樹が飛び込む。ニアに滑り込んでダイレクトで合わせ、C大阪が2-1と逆転に成功した。
10人で1点ビハインドを背負い苦しくなった福岡だが、そのまま屈することはなかった。88分にはエミル・サロモンソンの右サイドからのクロスに対し、守備陣3人に囲まれながらも競り勝ったフアンマ・デルガドがヘディングで2-2の同点ゴール。激戦となった試合は勝ち点1を分け合う結果に終わった。
【得点者】
67分 0-1 吉岡雅和(福岡)
69分 1-1 中島元彦(C大阪)
76分 2-1 加藤陸次樹(C大阪)
88分 2-2 フアンマ・デルガド(福岡)
【了】