【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガ第28節のアルミニア・ビーレフェルト対フライブルク戦が現地時間9日に行われ、ホームのビーレフェルトが1-0で勝利を収めた。決勝点となったゴールは記録上はオウンゴールだが、“ほぼ”MF奥川雅也のゴールと言えるものだった。
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ビーレフェルトの奥川と堂安律はこの試合にどちらも先発出場。4試合連続の先発となった奥川は68分、ショートコーナーからのパスをエリア右で受けて縦へ突破し、右足でシュートを放つ。MFバプティスト・サンタマリアの頭に当たってコースを変えたボールが、GKの手を弾いてゴールに収まった。
リーグ公式ウェブサイトなどの記録上はサンタマリアのオウンゴールとされたが、ほぼ奥川のゴールだったと言ってもおかしくないものだった。クラブ公式ツイッターアカウントによる試合速報でも奥川のゴールとして伝えていた。
いずれにしても、ビーレフェルトにとっては1部残留に向けて非常に貴重な白星。ヘルタ・ベルリン、マインツ、ケルンなどと接戦の上位争いを演じている中、この勝利により暫定で残留圏の14位に順位を上げている。今節はケルンとマインツの直接争いもあるため、少なくとも自動降格圏から脱出して今節を終えられることは確実となる。
前回の勝利となったレバークーゼン戦では奥川と堂安のゴールにより2-1で勝利。リーグ後半戦に入ってからビーレフェルトが挙げた白星は2勝のみであり、その両方で日本人選手がチームの勝利に繋がる決定的な仕事を残している。