【写真:Getty Images】
11年前の今日、バイエルン・ミュンヘンがマンチェスター・ユナイテッドとの激戦を制してチャンピオンズリーグ(CL)準決勝進出を勝ち取った。最後に勝負を決めたのはアリエン・ロッベンの絶妙なボレーシュートだった。
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2009/10シーズンのCL準々決勝で激突したユナイテッドとバイエルン。1stレグから激戦となり、開始直後のウェイン・ルーニーのゴールでユナイテッドが先制したが、フランク・リベリとイヴィツァ・オリッチのゴールで逆転したバイエルンが2-1と先勝していた。
2010年4月7日、ユナイテッドの本拠地オールド・トラフォードで行われた2ndレグではまたすぐに立場が入れ替わる。開始3分で先制点を奪ったユナイテッドがアウェイゴールの差でトータルスコアを逆転すると、前半のうちに3-0までリードを広げてしまった。
だがそのまま大人しく敗れるバイエルンではなかった。3点目を奪われた直後にオリッチが1点を返してスコアを3-1とし、トータルスコアは4-3。あと1点を返せばアウェイゴール数でバイエルンが再逆転となる。
そして迎えた74分、バイエルンを準決勝へと導くゴールはロッベンの左足から生まれる。左CKからリベリが高く蹴り上げたクロスは、ゴール正面やや右寄りのエリア手前で待ち構えたロッベンのもとへ。完全にフリーとなっていたロッベンはゆっくりと狙い澄ましてボールの落ち際に合わせると、エリア内の密集を抜けてゴール左隅へ突き刺さる“ここしかない”というコースへ完璧なシュートを送り込んだ。