ハードメニューを消化した吉田。順調な回復ぶりをアピール
3月に左ひざを負傷したザックジャパンの守備の要・吉田麻也が順調な回復具合を見せている。今季プレミアリーグでの復帰は叶わなかったが、16~19日に都内で行われた欧州組合同自主トレの際には全力疾走を何本も見せ、順調な様子をアピールした。
「最終節前にはチームで復帰して練習に合流していましたし、試合には出なかったですけど、(マウリシオ・ポッチェティーノ)監督と話してリスクを避けようということでメンバーには入らなかった。
足自体は問題ないですけど、これから暑いところでやるし、暑さに慣れること、コンディションをしっかり整えることがすごく大事になってくる。自主トレからしっかりやって、指宿ではみんなと遜色なくできるようにしたい」と前向きに話していた。
その言葉通り、21日から始まった指宿合宿では全てのメニューを消化している。2日目の22日は午前午後トータルで4時間にも及ぶハードメニューをこなし、ケガのことを気にする様子は全く見せていなかった。
「ポッチェティーノ監督も日韓(2002年W杯)の前に自分と同じように内側(じん帯)をケガしたけど、復帰してプレーしたっていうんで、『まあ大丈夫だろう』と言っていました」と指揮官の後押しにも助けられたことを本人は打ち明けた。