【写真:Getty Images】
アゼルバイジャン1部のネフチ・バクーに加入したMF本田圭佑はまだ公式戦デビューも飾っていないが、チーム内ではすでに中心的な存在となっており、まるで“監督”のような振る舞いも見せているという。アゼルバイジャン『スポルトインフォ』が3日付で伝えている。
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先月15日にネフチと今季末までの契約を交わした本田は、同24日に行われたU-21アゼルバイジャン代表との練習試合ではPKで初ゴールを記録。現地時間4日には加入後初の公式戦となるアゼルバイジャンリーグ第21節のスムガイト戦が行われる。
この試合に向けてクラブ公式チャンネルのインタビューに答えた本田は、「準備はできている。監督に選んでもらえれば先発でもプレーできる」とコメント。「100%のコンディションになるまでには時間がかかる」としながらもデビューへの意気込みを見せた。
だが現地メディアは、「ネフチの監督は本田とアバソフのどっち?」と題した記事でもチームの現状について伝えている。本田はすでにネフチの選手たちの声を代弁する存在となっているだけでなく、対戦相手の戦術分析を行い、ボードを用いてメンバーへの指示を行うなど、監督のような振る舞いすら見せているとのことだ。
もちろんサミル・アバソフ監督の許可を得て行っていることではあるとしても、チーム内にある種の「混乱」をもたらしているとしてネガティブな見方も伝えられている。すでにカンボジア代表の実質的監督としてチームの指導を経験していることもあり、来季からはネフチの新監督に就任するのではないかという憶測も出てきているようだ。
【了】