【写真:Getty Images】
カタールワールドカップ・欧州予選グループF第3節、スコットランド代表対フェロー諸島代表が現地時間3月31日に行われた。6大会ぶりの出場を目指すスコットランド代表は、ここまでグループFで2位につけている。
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オーストリア代表とイスラエル代表を相手に勝ち点3を逃し、2試合連続引き分けというスタートを切った。しかし、31日に行われたフェロー諸島代表戦では4得点を奪って快勝。本予選初勝利を手にしている。
快勝の立役者となったのは、キーラン・ティアニーだった。7分にグラウンダークロスでジョン・マッギンの先制ゴールをアシストすると、53分にも左サイドのクロスからマッギンの2点目をアシスト。60分のチェ・アダムスのゴールは、ティアニーの縦パスから生まれたものだった。
3アシストをマークした左足のキックは完璧だった。リバプールに所属するアンドリュー・ロバートソンがいるため、スコットランド代表では3バックの左で起用されている。本職の左サイドバックに比べて低い位置でプレーすることになるが、タイミングの良い攻め上がりから攻撃に厚みをもたらした。
ティアニーが所属するアーセナルは、3日にリバプール戦が予定されている。プレミアリーグで9位に沈んでおり、4位以内に与えられるUEFAチャンピオンズリーグ出場権を獲得するためには、もう1試合も落とせない。
ティアニーが膝を痛めて離脱している間にアーセナルは不調に陥っていたが、復帰後はトッテナムやレスター・シティといった上位陣にも勝利している。スコットランド代表で見せるティアニーの活躍は、アーセナルに希望の光が灯すことになるかもしれない。
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