【写真:Getty Images】
フランス1部のニームに所属するDF植田直通は現地メディアのインタビューに答え、新天地での現状や完全移籍への意欲を語った。『オブジェクティフ・ガール』が30日付でインタビューを伝えている。
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植田は今年1月、ベルギー1部のセルクル・ブルージュからの買取オプション付きレンタルでニームに加入。リーグアンデビューまでには時間を要したが、今月3日のニース戦に交代で初出場を飾ったあと、直近2試合には先発で出場している。
地元メディアのインタビューに対し、植田は少年時代からJリーグ、ベルギーまでのキャリアを振り返った。ベルギー移籍を決めた理由については、「子供の頃から欧州でプレーするのが夢だった」ことに加えて、ロシアワールドカップでベルギー代表に悔しい逆転負けを喫したことも影響したと語っている。
ニームでは「チームメートはみんな歓迎してくれました。よく話しかけてくれて、みんなオープンで友好的です」と植田。首位リールを撃破した前節の試合では、チーム全体が「良いパフォーマンスをできた」と振り返り、「このまま続けるべき。ニームはリーグアンに残留できるはず」と終盤戦への意気込みを見せた。
現時点で来季の去就は未定だが、植田はニームが買取オプションを行使することを希望している。「もちろん、ニームでリーグアンに残りたいと思います。クラブが望んでくれているかどうかは分かりませんが、いずれにしても僕にできるのはニームのユニフォームで全力を尽くすことだけです」とプレーでアピールを続ける姿勢を示した。
日本代表では昨年10月のコートジボワール戦で決勝点を挙げたが、今回は招集されず。「自国の代表チームでプレーすることは誰もが夢見ています。責任も大きいですが、そういうチャンスがあることを嬉しく思っています。今後も(代表でのプレーを)続けて、いつかはタイトルを勝ち取りたいと思っています」と植田は日本代表への思いも語っている。
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