【写真:Getty Images】
オランダ1部のフローニンゲンは、現在マンチェスター・シティからのレンタルの形で在籍しているDF板倉滉を来季も引き留めることを希望し、シティとの交渉を開始しているようだ。現地紙『DVHN』が30日に伝えた。
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板倉は2019年1月に川崎フロンターレからシティへ完全移籍したあと、フローニンゲンへレンタル。2019/20シーズンからレギュラーに定着し、今季はここまでリーグ戦全試合フルタイム出場という鉄人ぶりも見せている。
そのパフォーマンスはオランダでも非常に高く評価されており、来季はさらなるステップアップを遂げることが確実視されるようになった。シティ復帰は難しいとしても、オランダ上位クラブや他リーグなどへの移籍が予想され、フローニンゲンの監督やクラブ幹部、現地メディアなどからも板倉を引き留めるのはもはや不可能だという声が上がっていた。
だがフローニンゲンは、来季も板倉をチームに残すことをまだ諦めてはいないようだ。マルク=ヤン・フレデルスTD(テクニカルディレクター)は、シティとの間で交渉を行っていることを認めている。
「我々としては彼をもう1年引き留めたいと思っており、そのことについてマンチェスター・シティと連絡を取っている。今季以降も引き留めたいが、各当事者が合意しなければならない。シティだけでなく、コウ自身も彼の代理人もだ」とフレデルスTDはコメントしている。
U-24日本代表でも29日のU-24アルゼンチン代表戦で2得点を挙げる活躍をみせ、3-0の快勝に大きく貢献した板倉。来季はどこでプレーすることになるのだろうか。
【了】