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サラーやセルヒオ・ラモス出場も? 東京五輪OA枠の大物選手、伊メディア予想

text by 編集部 photo by Getty Images

セルヒオ・ラモス
【写真:Getty Images】

 新型コロナウイルスの影響により昨年の開催予定が1年延期され、今年7月から8月にかけての開催となった東京五輪。依然として様々な不安を残す状況ではあるが、無事に開催されたとすれば世界的なスター選手たちの共演が日本で見られるかもしれない。

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 通常であれば五輪男子サッカーは23歳以下の大会となるが、今回は延期の影響で「U-24」となっており、この年齢であればもはや各国クラブの主軸として活躍する選手も多い。加えて、3人まで認められた25歳以上のオーバーエイジ(OA)枠でビッグネームが参戦することもあり得る。

 イタリア『ジャンルカディマルツィオ.com』では26日付記事で、東京五輪にOA枠で出場する可能性がある選手、また逆に出場できない可能性が高い選手たちを予想。本人や代表監督が出場・招集に意欲を示したケースなどを中心に、数人の選手たちの見通しを紹介している。

 まずは、スペイン五輪代表監督がメンバー入りを歓迎するコメントをしていたレアル・マドリードのDFセルヒオ・ラモス。同じスペインではアーセナルのMFダニ・セバージョスも出場に意欲を示していた。またエジプト代表のFWモハメド・サラーは、以前から同国サッカー連盟が招集を強く希望している。

 一方で前回大会で金メダルを獲得したブラジルのFWネイマールについては、所属するパリ・サンジェルマン(PSG)の反対により出場は難しいと予想。OA年代ではないが、22歳のフランス代表FWキリアン・ムバッペもクラブの反対により「出場の望みはない」としている。バイエルン・ミュンヘンのトーマス・ミュラーも出場を希望していたが、ドイツ五輪代表の予備招集メンバーからは外れているという。

 上記記事で紹介された例以外にも、各国でOA選手起用の可能性がある。U-24アルゼンチン代表は今回の日本遠征にカディスのGKヘレミアス・レデスマを連れてきており、フェルナンド・バティスタ監督はそれ以外のOA枠使用にも意欲を見せていた。

 現在五輪予選を戦っているメキシコ代表は、本大会出場権を獲得すればA代表のエースであるウルヴァーハンプトンのFWラウル・ヒメネスを招集する可能性もあると報じられている。日本代表では本田圭佑が以前からOA枠での五輪出場を目指していると公言しているが、これまで数ヶ月間プレーできていなかった状況では現実的には厳しいかもしれない。

【了】

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