【写真:Getty Images】
国際親善試合、日本代表対韓国代表が25日に行われた。試合は日本が3-0の勝利を収めた。
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日本代表の新エースコンビが誕生したかもしれない。日本代表では中田英寿と中村俊輔、本田圭佑と香川真司などビッグクラブでプレーした選手たちが共存してきた。香川と本田が代表に呼ばれなくなった今、南野拓実と鎌田大地が日本代表の新たなエースコンビになる可能性を秘めている。
南野はここまで日本代表で27試合に出場し、12得点3アシストを記録。公式戦においては現在、4試合連続ゴール中でカタールワールドカップ・アジア2次予選のモンゴル代表戦でゴールを決めると、5試合連続ゴールとなる。また、サウサンプトンにレンタル移籍となった今季の後半戦ではチェルシー相手にゴールを奪った。
鎌田は2019年3月22日のコロンビア代表との親善試合で代表デビュー。海外組だけで臨んだ10月、11月の代表戦にも呼ばれ、代表に定着してきた。フランクフルトでも結果を残している鎌田が南野との共存を果たせば、日本代表の攻撃力がアップすることは間違いない。
今回の韓国戦で鎌田は得意ポジションであるトップ下でプレー。サイドや最前線に顔を出し、チャンスを作った。前半に佐々木翔の速いパスからダイレクトでシュートを放ったシーンは外れたものの、良い連携で韓国DFを崩していた。その起点となっていたのは左サイドでプレーした南野である。この2人が流動的にポジションを変えながら攻撃を組み立てることによってスペースも空き、シュートを打てるシーンが増えてくる。ワントップ以外が積極的にシュートを放つことができれば、それだけ得点チャンスも上がる。
リバプールからのレンタルでサウサンプトンでプレーする南野とブンデスリーガで活躍中の鎌田。今後この2人のコンビネーションが日本代表の攻撃のバリエーションの一つになるかもしれない。新エースコンビとして代表攻撃陣を牽引していくだろう。
【了】