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アルビレックス新潟、スペイン人ヘッドコーチの就任取り消し。入国制限で来日できず

text by 編集部

アルビレックス新潟
アルビレックス新潟

 J2のアルビレックス新潟は23日、就任を予定していたスペイン国籍のヘッドコーチについて、来日できない状況が続いたまま就任を見合わせることが決まったとして発表を行った。

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 新潟は今年1月に、昨季からトップチームを率いているアルベルト・プッチ・オルトネダ監督と同じスペイン国籍のヘッドコーチが就任する予定になったと発表。新ヘッドコーチの名前などは明らかにせず、日本政府により取られていた新型コロナウイルス感染症予防対策としての新規入国制限措置が緩和されて来日が可能になり次第詳細を発表する予定だとしていた。

 当初はプレシーズン中の合流を見込んでいたとのことだが、入国制限が緩和されないまま時間が経過。就任予定のヘッドコーチが他のオファーを受けたこと、またアルベルト監督が「クラブのコーチ陣の素晴らしい仕事ぶりを鑑みて、2月中旬にヘッドコーチ不在でも影響がないと決断」したことから、就任見合わせが決定したとのことだ。

「昨シーズンに共に過ごしたスタッフは、私と同じサッカー言語が話せる状態なので、新たにコーチを加える必要は感じていません。ヘッドコーチというのは私の拠り所になる部分もありますが、そのヘッドコーチを必要としない決断をしたのは、共に取り組んでいるスタッフやクラブを信頼している証でもあります」とアルベルト監督はコメント。一方、今後必要だと感じた場合には改めてヘッドコーチをスタッフに加えることを検討する選択肢もあるとしている。

 今季の新潟はJ2開幕から無傷の4連勝で現在首位。2017年以来のJ1復帰に向けて順調なスタートを切ることに成功している。

【了】

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