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名古屋グランパスからU-24日本代表へ。左サイドで輝く相馬勇紀、166cmの身体に備わる力とは?

text by 編集部
相馬勇紀
【写真:Getty Images】

 日本サッカー協会(JFA)は19日、U-24代表メンバー23人を発表した。U-24日本代表は26日と29日にU-24アルゼンチン代表と対戦する。

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 これまで左サイドで起用されることが多かった菅大輝や杉岡大暉が不在の今回は、左ウイングバックの選手にとってはアピールのチャンスになるだろう。

 名古屋グランパスの相馬勇紀は候補の1人。4-2-3-1を基本布陣とする名古屋では2列目の左サイドでプレーすることが多い。鋭いドリブルと相手を置き去りにするスピードが武器で、名古屋のサイド攻撃を彩っている。

 今回のメンバーの中で166cmという身長は、渡辺皓太(165cm)に次ぐ小ささ。海外勢との対戦で体格はハンデとなることがある一方で、その身体に搭載された無尽蔵のスタミナは武器になる。

 17日に行われた横浜FC戦、左サイドハーフで先発した相馬はアシストを記録している。2-0で迎えた後半アディショナルタイムにマテウスがミドルシュートを放つ。GKが弾いたボールに反応した相馬が左サイドの深い位置からクロスを上げると、ゴール前で山崎凌吾が頭で押し込んだ。

 相馬はこの試合で前線の選手の中でトップとなる約11.4kmを走り、最後の最後でダメ押しの3点目をアシストした。その走力とバイタリティはU-24日本代表の舞台でも大いに活かされるだろう。


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【了】

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