【写真:Getty Images】
パラグアイのルケーニョに加入した元日本代表FW森本貴幸だが、交通事故を起こして救護義務を怠り、またアルコールが検出されたことで逮捕されたと報じられた。欧州メディアでも注目が集まっている。
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昨年9月にアビスパ福岡との契約を解除したあと、10月にはギリシャ3部のAEPコザニに加入した森本。その後、新型コロナウイルスの影響によりリーグ開幕の目処が立たないまま1月に退団が決まり、2月にはパラグアイに渡った。
だが現地メディアの報道によれば、森本はアスンシオン市内で運転していた車がバイクと接触する事故を起こし、相手ライダーの救護を行わずに現場を離れた。その後の警察の調べでアルコールが検出され、救護義務違反と飲酒運転で逮捕されたとのことだ。両者の車とバイクが大きく破損した様子の写真もメディアに出回っている。
日本代表としてワールドカップ出場メンバーにも入った選手の起こした事件には現地パラグアイのみならず欧州など他国のメディアも注目。特にかつてプレーしていたイタリアのメディアが数多く報じている。『イル・ポスティチポ』は「元カターニア、ノヴァーラでイタリアサッカーファンにはお馴染みの顔」と述べ、Jリーグ最年少得点記録を持つことなどにも言及した。
スペイン紙『アス』も森本の経歴などと合わせて事件を報道。今後の対応は現地当局に委ねられるが、森本は「公式戦でデビューもしていないうちにパラグアイでのプレーを禁じる決断が下されることもあるかもしれない」と見通しが示されている。
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