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鎌田大地、上位対決で貴重な同点弾も…チーム事情による急造右WBは“失敗”

text by 編集部 photo by Getty Images

鎌田大地
【写真:Getty Images】

 ドイツ・ブンデスリーガ第25節のRBライプツィヒ対フランクフルト戦が現地時間14日に行われ、1-1の引き分けに終わった。フランクフルトは長谷部誠と鎌田大地がともに先発出場し、鎌田が同点ゴールを記録している。

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 2位ライプツィヒと4位フランクフルトの上位対決の一戦は後半立ち上がりにライプツィヒが先制。だが61分にはFWアンドレ・シウヴァの左サイドからのクロスがこぼれたところをエリア中央の鎌田がダイレクトで蹴り込み、1-1のドローに持ち込んだ。

 前節シュトゥットガルト戦を負傷のため急きょ欠場していた鎌田は先発に復帰したが、この試合でのスタート位置は普段とは異なり右サイドバック(ウイングバック)。負傷者が相次いだチーム事情により不慣れなポジションを務めることになった。

 1得点という結果は出したものの、急造右サイドバックというテスト自体は「失敗」に終わったとドイツメディアで評されている。アディ・ヒュッター監督も試合後に、「全くうまくいかなかった。だが間違いなく私のミスであり、カマダのミスではない」と語った。「再び右サイドでプレーすることは当面ないだろう」と独誌『キッカー』は予想している。

 地元紙『フランクフルター・ルントシャウ』は、鎌田に対して4段階評価で上から2段階目という悪くない評価を下しながらも、「右サイドバックはもちろん彼に合わない。長い間プレーに絡まず苛立っているように見えた」と寸評。ゴールで帳尻を合わせなければ低評価となっていたと思われる。なお長谷部も同じく上から2段階目の評価とし、「いつもより守備的」ではあったが安定していたと評している。

 鎌田はこの試合で81分に負傷のため交代。負傷の程度については明らかになっておらず、今後の検査結果を待つ必要がありそうだ。

【了】

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