【写真:Getty Images】
ブラジルのカップ戦の試合のキックオフ前に、主審がピッチ中央で小便をしたように見える様子がテレビ映像に捉えられたとしてSNSなどで注目が集まった一件について、審判協会は病気の影響によるものであるとして説明を行うとともに理解を求めた。ブラジル『ランス』が伝えている。
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現地時間11日に行われたコパ・ド・ブラジル(ブラジル杯)1回戦のボアヴィスタ対ゴイアス戦で、キックオフ直前にピッチ中央に置かれたボールのそばに立っていた主審の異変に一部のテレビ視聴者が注目。その様子がSNSや各国メディアで伝えられ、注目が集まっていた。
ブラジルサッカー審判協会(ANAF)はその後、サウモ・ヴァレンチン会長の名前で声明を出して状況を説明。主審は遺尿症に苦しんでおり、当日は試合前に薬を飲んでいなかったと述べている。
ANAFは主審に対する連帯の思いを表明するとともに、経験豊富で優れた能力を持つ同主審はスポーツ面で批判を受ける理由は一切ないと主張。またブラジル国内で約1000万人が同じ病気に苦しんでいるとして理解を求めるとともに、ブラジルサッカー連盟(CBF)に対しても主審に処分を下すことなどがないよう配慮ある対応を要請している。
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