【写真:Getty Images】
ユベントスに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、古巣であるレアル・マドリードに復帰することもあり得るのだろうか。イタリアやスペインなどのメディアでその可能性が盛んに噂されている。
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2018年に移籍したユベントスでも年齢を感じさせないプレーを続け、加入以来の公式戦121試合で92得点とハイペースにゴールを量産しているC・ロナウド。だが今週のチャンピオンズリーグ(CL)でチームがまたも早期敗退に終わったあと、来季以降の去就が不確定だと噂され始めた。
2022年までとなっているC・ロナウドとの契約は、今季が終われば残り1年。ユベントスは移籍金を得るためにも今夏に同選手を売却することを決めたとの見方もあり、パリ・サンジェルマン(PSG)やマンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、MLS(メジャーリーグサッカー)のクラブなどが新天地候補だとされている。
さらに、9年間所属した古巣マドリーに復帰する可能性があるという話も浮上。マドリーのジネディーヌ・ジダン監督も会見で質問を受けると、「彼がどういう存在か、ここで何を成し遂げたか、我々がどれほど彼を大好きであるかはご存知の通りだ。彼はここで歴史を作った」とC・ロナウドに賛辞を送った。だが復帰の可能性については「彼はユーベの選手だ」と述べ、明確なコメントを避けている。
マドリーの新ストライカー候補としては、PSGのフランス代表FWキリアン・ムバッペ、ボルシア・ドルトムントのFWアーリング・ブラウト・ハーランドなどもたびたび噂される存在。スペイン紙『アス』は13日付で、もしC・ロナウドが復帰するのであれば、ムバッペやハーランドの獲得に向けた状況にも影響するという見通しを伝えている。
若いムバッペやハーランドの獲得には多額の移籍金が必要となるが、ムバッペは2022年にPSGとの現在の契約が満了してフリーとなる。またハーランドはドルトムントとの間で、2022年になれば他クラブからのオファーに応じることを検討する協定を交わしているという。今年の夏にマドリーが2人を獲得するのは容易ではないが、C・ロナウドが復帰するのであればもう1年待つことが可能になるのではないかと予想されている。
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