【写真:Getty Images】
【アタランタ 3-1 スペツィア セリエA第27節】
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セリエA第27節、アタランタ対スペツィアが現地時間12日に行われ、3-1でホームチームが勝利している。
前節のインテル戦を0-1で落としたアタランタだが、この日は昇格組スペツィア相手に力の差をみせつけた。前半こそスコアレスドローで終わったものの、後半に入り53分、55分と立て続けに得点を奪取。72分にもゴールネットを揺らし、勝負を決めた。これでアタランタは直近5試合の成績が4勝1敗となっており、暫定ながら4位に浮上している。
データサイト『Who Scored』によるスペツィア戦MOMは2得点のマリオ・パシャリッチだったが、2番目に高いレーティングを得たのはルイス・ムリエルである。同選手は1-0で迎えた55分、ロビン・ゴゼンスの折り返しを受けると、右足でコントロールショット。これを突き刺し、チームに2点目をもたらしている。
ムリエルはこれで今季リーグ得点数を「16」に伸ばしている。昨季18得点でキャリアハイを大幅更新したが、それを上回る勢いだ。また、アシストも現時点で7つ記録している。
と、ここまで計23得点に関与しているムリエルだが、彼の本当の凄さは出場時間に対する仕事量の多さだ。コロンビア代表FWはここまでリーグ戦で966分間出場しているが、これはチーム15番目の数字。25試合に出場しているが、そのうちスタメンに入ったのは11試合で、残り14試合は途中出場である。にもかかわらず、16得点7アシストは見事という他ない。
そのムリエルだが、とくに年明けの勢いが凄まじい。事実、2021年のリーグ戦で14得点に関与しているというデータが出ている。『Opta』によると、この成績を上回るのはリオネル・メッシ(17)とロベルト・レバンドフスキ(16)の二人だけだという。
アタランタは16日にチャンピオンズリーグ(CL)・ベスト8入りをかけてレアル・マドリードと対戦する。敗退しないためにはまず最低でも1点が必要となるが、好調ムリエルはチームを救うことができるだろうか。
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