【写真:Getty Images】
今季のチャンピオンズリーグ(CL)は、16年ぶりに準々決勝以降の舞台に“2大スター”が不在となるかもしれない。クリスティアーノ・ロナウドは大会を終え、リオネル・メッシも敗退の危機に追い込まれている。
【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
C・ロナウドの所属するユベントスは現地時間9日に行われた決勝トーナメント1回戦2ndレグでポルトと対戦。アウェイでの1stレグに1-2の敗戦を喫していたユベントスはホームでの90分間を2-1で終えて延長戦に持ち込んだが、延長戦で両チームが1点ずつを奪った結果、アウェイゴール数で上回るポルトが準々決勝進出を果たした。
一方メッシの所属するバルセロナは、パリ・サンジェルマン(PSG)との1stレグにホームで1-4の大敗を喫している。敵地で3点ビハインドをひっくり返さなければならないという非常に厳しい条件で、10日に行われる2ndレグに臨む。
近年のサッカー界をリードしてきた存在であるメッシとC・ロナウドの2人が所属するクラブは、CLでも上位進出の常連だった。2005/06シーズンから2018/19シーズンまで14シーズン連続で、少なくとも2人のどちらかはCL準決勝以降まで勝ち進んでいた。
だが昨季はユベントスが今年と同じく決勝トーナメント1回戦、バルセロナが準々決勝で姿を消し、15年ぶりに両スターが不在のCL準決勝となった。さらに今年は16年ぶりに、C・ロナウドもメッシもいない準々決勝となる可能性が高まりつつある。バルサとの1stレグでハットトリックを達成したPSGのFWキリアン・ムバッペや、得点ランキング首位に立つボルシア・ドルトムントのFWアーリング・ブラウト・ハーランドなどの存在もあり、これまで以上にサッカー界の世代交代が強く印象付けられることになるかもしれない。
【了】