【写真:Getty Images】
【ユベントス 3-2 ポルト CLラウンド16・2ndレグ】
チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグ、ユベントス対ポルトの試合が現地時間9日に行われた。ユベントスが2-1で90分を終えたが、2戦合計スコアで並んだため延長戦へ。延長戦に両チームが1点ずつを決め、アウェイゴール数で上回ったポルトが準々決勝に駒を進めている。
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1-1で迎えた54分に試合の流れを変える出来事が起こる。ファウルの笛が吹かれた後にボールを大きく蹴りだしたメフディ・タレミにイエローカードが提示される。2分前のファウルで既に警告を受けていたタレミは退場となり、残りの時間をポルトが10人で戦わなくてはならなくなった。
10人となったポルトに対し、ユベントスは攻め立てた。後半だけでシュート12本、延長戦は30分で12本のシュートを放っている。しかし、辛抱強く守り抜いたポルトは最少失点で切り抜け、2シーズンぶりとなる準々決勝進出を決めた。
10人となったポルトを支えたのは、センターバックのペペだった。公式スタッツでは18回のタックルを記録。データサイト『Whoscored.com』によると、クリア数は18回を数えた。延長後半にはクリスティアーノ・ロナウドの決定機には、身を挺して防いでいる。
ユベントス撃破の立役者となったペペは、壁のごとく相手の攻撃を跳ね返し続けた。レアル・マドリードで3度の欧州制覇を成し遂げ、ポルトガル代表では今でも主力としてプレーする。2月に38歳となったペペだが、今季も最高峰の舞台で戦い続けている。
【了】