【写真:Getty Images】
負傷のため最近3試合を欠場したボローニャの日本代表DF冨安健洋だが、今週末に行われるサンプドリア戦では復帰を果たすことができるかもしれない。クラブ専門メディア『トゥットボローニャウェブ』が9日に見通しを伝えた。
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冨安は昨季に続いてボローニャで不動のレギュラーとしてプレーし、セリエA開幕から第23節まで先発フル出場。リーグ全体でも唯一フルタイム出場を続けているフィールドプレーヤーとなっていたが、2月末に左足ふくらはぎの筋肉を痛め、ラツィオ戦、カリアリ戦、ナポリ戦の3試合を欠場した。
8日時点でも冨安はまだ別メニューのトレーニングを行い、全体練習には合流せず。だが14日のサンプドリア戦では「復帰の可能性が高い」「スタッフは彼を日曜日に起用できると信じている」と現地メディアは伝えた。
冨安は10日に復帰に向けた最初のコンディションテストを行うとの見通し。順調に回復していることが期待されるが、「ほんのわずかな違和感でも残っていればリスクは冒さず復帰は延期される」と慎重な対応も予想されている。
冨安の復帰は「安定感、安全性を保証し、ユーティリティ性を活かしてローテーションもしやすくなるため重要」と現地メディアは期待。「攻撃面でも貴重。よく走り、ヘディングも強い」「攻守両面で堂々とプレーできる。守備陣の他のどの選手もできないことだ」と日本人DFを称えている。
次節の対戦相手であるサンプドリアにはDF吉田麻也が所属。その吉田も戦術的理由などで最近2試合は先発を外れているが、今季2度目の日本人DF対決は実現するだろうか。
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