【写真:Getty Images】
アゼルバイジャンのネフチ・バクーに加入する可能性が高まっているとみられる本田圭佑は、今季末までの約3ヶ月の契約で1000万円前後の報酬を受け取ると見込まれている。アゼルバイジャン『スポルトインフォ』が伝えた。
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ポルトガル1部のポルティモネンセで選手登録が認められず再びフリーとなっていた本田だが、アゼルバイジャンの強豪クラブであるネフチへの移籍の可能性が急浮上。同クラブのサミル・アバソフ監督も本田の合意が「ほぼ合意」したと認めており、今週中にも到着する可能性があると見込まれている。
選択肢が限られていたとはいえ、決してサッカー大国とはいえないアゼルバイジャンへの移籍は意外かもしれない。だが『スポルトインフォ』が伝えたところによれば、アゼルバイジャンのクラブに本田の移籍話が持ちかけられたのは今回が初めてではないという。
アゼルバイジャン1部のクラブであるサバフFKの元SD(スポーツディレクター)であり、現在は解説者を務めるエミン・アバソフ氏は、本田がオーストラリアのメルボルン・ビクトリーを退団した2019年に代理人から移籍の打診を受けたと語っている。
「(アゼルバイジャンの)リーグ内に本田圭佑に関心のあるクラブがあるかどうかと聞いてきた。メルボルンで良いシーズンを過ごしてフリーになっていたし、関心があると答えたよ」とアバソフ氏。だが代理人の提示した報酬額は1500万ユーロ(約19億4000万円)という法外な金額。「代理人はアゼルバイジャンをカタールやサウジアラビアと勘違いすることがある」というのが、その金額提示の理由だったとされている。
実際にはアゼルバイジャンのクラブにそのような規模の予算はなく、ネフチが支払う報酬額もはるかに低いとアバソフ氏は予想。「ネフチが彼を連れてくるなら、3ヶ月で7万~8万ユーロ(約900万~1030万円)くらいだと思う」と語っている。
先日、自身のツイッターアカウントでは次のクラブに求める報酬額を「1ビットコイン」と冗談交じりにコメントしていた本田。現在約590万円の1ビットコインよりは、もう少し高い報酬を受け取ることになるのだろうか。
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