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断トツの12勝、「空中戦を制する男」がリーガで誕生。敗れた試合で両チームトップの評価を受けた理由は…

text by 編集部 photo by Getty Images
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【写真:Getty Images】

【レアル・ベティス 3-2 デポルティーボ・アラベス ラ・リーガ第26節】

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 ラ・リーガ第26節、レアル・ベティス対デポルティーボ・アラベスが現地時間8日に行われ、ベティスが勝利を収めている。

 18位に沈むアラベスは6位ベティスのホームに乗り込んだ。すると、12分にホセルがゴール正面から強烈な直接FKを決めて先制。24分にはエドガル・メンデスのヘディングシュートが決まり、アラベスは2点を先行した。

 先制ゴールを挙げたホセルには、両チーム通じてトップとなる8.59というレーティングを与えられている。フル出場ながらパス成功数は13回、成功率も43.3%と低かったが、空中戦で圧倒的な強さを見せた。データサイト『Whoscored.com』による空中戦勝利数は、両チームダントツの12回を記録している。

 ホセルはセルタの下部組織出身で、レアル・マドリードのリザーブチームではシーズン26得点を挙げたこともある。その後はドイツ、イングランドでもプレーし、昨季からアラベスに加入。昨季は36試合で11得点、今季は6得点を決めている。

 空中戦の強さはラ・リーガでもトップレベル。今季の空中戦勝利数はリーグトップの183回で、2位を55回も上回っている。空中戦勝率70%は驚異的な数字で、ロングボールを多用するチーム戦術とホセルの特徴がマッチしている。

 なお、試合はベティスが後半に3得点を奪い、アラベスは逆転負けを喫した。ホセルの奮闘は実らず、アラベスは19位に順位を落としている。

【了】

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