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マリノス、サンフレッチェ広島との激戦は3-3ドロー。前半2点差も前田大然2発などで追い上げ

text by 編集部

横浜F・マリノス
横浜F・マリノス

【横浜F・マリノス 3-3 サンフレッチェ広島 J1第2節】

 明治安田生命J1リーグ第2節の横浜F・マリノス対サンフレッチェ広島戦が7日に行われ、3-3の引き分けに終わった。

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 今節は他の試合が土曜日に行われ、このカードのみ日曜日の開催。開幕戦で川崎フロンターレに敗れた横浜MF、ベガルタ仙台と引き分けた広島がともに今季初勝利を期して臨んだ。

 パスを繋ぎボールを支配するのは横浜FMだが、前半からチャンスを効率的にゴールに繋げたのは広島。13分にはエリア左でボールを奪ったエゼキエウがチアゴ・マルチンスに倒されてPKを獲得し、ジュニオール・サントスが昨季在籍した古巣相手に決めて先制した。

 さらに前半27分にはFK後の流れから、ドウグラス・ヴィエイラのシュートがGKに弾かれたところを東俊希が押し込んで追加点。横浜FMも反撃を繰り出し、34分には前線への浮き球をDFと競り合いながら収めた前田大然が反転からシュートを決め1点差に詰め寄った。

 前半終了間際には松原健のエリア内でのハンドがVAR判定により認められ、広島が2本目のPKを獲得。アディショナルタイムも8分以上を過ぎた時間にドウグラス・ヴィエイラがこれを成功させ、広島が2点のリードで前半を折り返した。

 後半もお互いが積極的にチャンスを生み出し、両GKの好セーブもあって見応えある攻防が繰り広げられる。54分には右からのクロスをエリア内で受けたオナイウ阿道が反転からのシュートを放ち、GKの手を弾いたボールがネットに収まって再び1点差に。

 67分には交代出場の渡辺皓太が左サイドに侵入して縦パスを受け、切り返しから右足で上げたクロスに前田がダイビングヘッドで飛び込む。2度の2点ビハインドから追いついた横浜FMがついに試合を振り出しに戻した。

 横浜FMが交代で投入した新戦力エウベルが惜しいヘッドを放つなど終盤にもチャンスは生み出されたが、その後スコアは動かず。勝ち点1を分け合う結果に終わり、ともに今季初白星はお預けとなった。

【得点者】
13分 0-1 ジュニオール・サントス(広島)
27分 0-2 東俊希(広島)
34分 1-2 前田大然(横浜FM)
45+9分 1-3 ドウグラス・ヴィエイラ(広島)
54分 2-3 オナイウ阿道(横浜FM)
67分 3-3 前田大然(横浜FM)

【了】

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