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ベガルタ仙台MF佐々木匠、東日本大震災から10年の想いを語る。「希望の光となれるように」

text by 編集部 photo by Getty Images

佐々木匠
佐々木匠

 2021シーズンのJリーグ開幕直前オンライン記者会見が23日に行われた。ベガルタ仙台に所属するMF佐々木匠が開幕戦への抱負を語った。

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 仙台は開幕戦でサンフレッチェ広島と対戦する。「まずはこのコロナ禍の中でいろんな人のお力でこうやって開幕戦を迎えられることをまず感謝したいと思います。去年、ベガルタ仙台は結果としてすごい苦しんだので、その分最初でしっかりとインパクトを残して今年のチームは強いぞというふうに思われるような試合をしたいと思います」とコメントした。

 また、東日本大震災から今年で節目の10年を迎える。佐々木は「今年は震災から10年目の節目の年でもあるので、もう一度復興のために希望の光となれるようなチームにしたいなと思っているので、そのためにも開幕戦というのはすごい大事な試合になってくると思うので、しっかりと勝てるように準備していきたい」と10年目の今年への想いを話した。

 佐々木は開幕戦で対戦する広島について「チームとしては凄く堅いチームだという印象があるので、守備が堅いし試合の運び方も上手かったり、個々の能力も高い選手がいっぱいいるので、そういった意味では凄く全体的な能力としても高いチームだと思ってますし、開幕戦で当たる相手としては簡単に勝てる相手ではないと思うので、全力を尽くすことが大事かなと思います」と話している。

 仙台は再び希望の光となるべく、開幕戦の勝利を目指す。

【了】

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