【写真:Getty Images】
J1の浦和レッズは22日、同クラブに所属するブラジル人FWレオナルドが中国スーパーリーグ(CSL)の山東魯能泰山へ完全移籍することがクラブ間合意に達したことを発表した。
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現在23歳のレオナルドは2018年にガイナーレ鳥取に加入して日本でのプレーを開始し、1年目でJ3得点王に輝く活躍。翌2019年はアルビレックス新潟へ完全移籍し、J2でも28ゴールを挙げて得点王に輝いた。
2020シーズンは浦和へ完全移籍。J1で28試合に出場してチーム最多の11得点を挙げ、ルヴァンカップでも2得点を記録した。だが中国への移籍に近づいていることが報じられ、浦和の戸苅淳フットボール本部長も16日の会見で「チームは言えませんが現状、移籍することで合意しています」と認めていた。
「チームの目標を達成することができずに、浦和を去ることになったことを悲しく感じています。しかし同時に、みんなに歓迎され、愛され、サポートいただいたことを幸せに思っています」とレオナルドはクラブを通してコメント。「いつかこのチームに戻ってきて、浦和での物語の続きを再開できればと思います」と将来的な復帰にも意欲をみせている。
浦和の西野努テクニカルダイレクターは、「重要な戦力」ではあったが本人の固い挑戦の意思により移籍に至ったと説明。「チームの目標達成に向け、4月2日までの移籍ウインドーと夏の移籍ウインドーで色々な可能性を引き続き検証し、最善を尽くしていきます」と今後の補強への見通しを示している。
山東魯能側も22日付でレオナルドの加入決定を発表。同選手はすでに中国に到着しており、現在は感染症対策の隔離を行っているとのことだ。
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