【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンに所属するオーストリア代表DFダビド・アラバは16日に会見を開き、今季限りでバイエルンを退団することを正式に表明した。独紙『ビルト』などが伝えている。
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アラバは今季限りで満了となるバイエルンとの契約を延長せず。クラブ会長も契約延長のオファーを取り下げたことを認めるなど、事実上シーズン終了後の退団は確実な状況となっていたが、改めて正式に本人が退団を明言した形となった。
「何か新しいことをすると決めた。簡単は決定ではなかった」とアラバは会見でコメント。「どこへ行くかの決断はまだしていない」と述べ、今後の移籍先についての見通しは明言していない。
退団が濃厚となった時点で、フリーで獲得が可能となるアラバに対しては多くのビッグクラブからの関心が噂されてきた。合意報道もあったレアル・マドリードのほか、チェルシーやマンチェスター・シティ、リバプール、バルセロナなどが移籍先候補として各国メディアで取りざたされている。
「僕のキャリアはまだ5年か6年か7年くらいは残っている。だから何か新しいことにトライすると決めた。代理人がいくつかのクラブと連絡を取っていることは事実だ」とアラバ。他クラブとの交渉も認めつつ、今季中はバイエルンでのプレーに集中する姿勢も強調している。
現在28歳のアラバはバイエルン下部組織からトップチームにデビューし、ホッフェンハイムへのレンタルから復帰したあと主力に定着。公式戦通算400試合以上に出場し、2度のチャンピオンズリーグ優勝や9度のブンデスリーガ優勝など通算24個のタイトル獲得に貢献してきた。
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